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2025年3月

  • 279号/出た、アナリストランキング(24日)

2025324日/279号  出た、アナリストランキング

昨日(23日)東京は最高気温が25℃を越え、今年初の夏日になりました。近所をプラプラ散歩していると、同じように陽気に誘われ出かけてきたと思しき人がたくさん。平和な春の一日でありました。ディア・マスターズはこの3月で創業9年目に突入しました。これまでの皆さまのご愛顧に感謝申し上げます。起業した時の初心を思い起こして、これからもIR実務担当者の皆さまの支援を続けていく所存です。

 

さて、この時期の定番ネタである日経ヴェリタスのアナリストランキングです。日経ヴェリタスは今月14日に新創刊されました。デジタル版「投資専門メディア」と銘打っての再起動です。独自視点の記事に注力するというので期待しています。が、しょっぱなから肩すかしにあった気分なのが、実はアナリストランキングでした。従来は特集記事として6紙面分のページを割き、各セクターアナリストのランキングを一括して報じていました。

 

それがデジタル版になった途端、4回(=4日分)に小分けして報じられるようになりました。1回で報じるには長すぎるボリュームと判断されたのでしょうか。あるいは、関係者には関心の高いコンテンツだからあえて4回に分けて、その都度やってくるランキング目当ての読者に他の記事も読んでもらおうとしたのでしょうか。商売上手といえばそのとおりですが、読者の気持ちや都合を忘れてるような気がしてならん。そう言えば最近の日経本誌、やたら広告記事(しかも、全面広告)ばかりが、以前にもまして増えており、肝心の記事がお寒くなっている気がするのですが…この辺で止めておきます。今回のネタではありませんね(笑)。

 

最初に、セクター統合があったことお伝えします。従来は商社と電力・ガス・石油は別セクターでしたが、今回より商社・エネルギーセクターとして一つになりました。これにより32部門が31部門になっています。では定点観測している内容から順番に見ていきます。

 

・トップアナリスト平均年齢(略歴からの推測あり)は、50.8才。前年は49.7才、前々年は49.4才でしたが、とうとう四捨五入すれば51才にまで上昇しました。最年長は62歳、最年少は35才です。ちなみに50歳以上は18名と、31部門中の約6割を占めます。女性トップアナリストは3年連続で同一のお二人です。4年前は4名まで膨らんだのですが、2名とは寂しい状況が続いています。

 

・トップアナリストの連続年数は、SMBC日興証券の村木アナリスト(証券・保険・その他金融)が18年連続。次点には17年連続の大和証券の佐渡アナリスト(電子部品)が続きます。佐渡さんが注目銘柄に日東電工を挙げてくださっているのは嬉しいなぁ。10年以上連続でトップを獲得された方が2名から4名へ増えました。野村証券の山崎アナリスト(産業用電子機器)15年、みずほ証券の小山アナリスト(インターネット・ゲーム)の11年、そして10年連続に達したのは、みずほ証券の中根アナリスト(家電・AV機器)、SMBC日興の鳥居アナリスト(リート)です。この方々を負かすアナリストが登場する日は来るでしょうか。

 

・トップアナリスト交代は、31部門中3部門。前年も3部門ゆえ、同様に変化の少ない年でした。3部門中、2部門のアナリストはトップへの見事な返り咲きです。ビジネスソリューションの田中アナリスト(ゴールドマン・サックス)とストラテジストの菊池アナリスト(みずほ)は、それぞれ5年ぶりのトップ奪還でした。自動車部品の坂口アナリスト(みずほ)は、前年まで6年連続トップを押しのけて1位を獲得しました。

 

会社別ランキングでは、SMBC日興が1994年以降(旧日興証券時代を含む)初めて1位に選ばれました(2位大和、3位みずほ、4位野村、5位モルガン・スタンレーMUFG)。記事によれば「新卒採用だけでなく、国内各地の支店でリテール(個人向け営業)に携わる若手社員を社内公募で株式調査部に受け入れ、アナリストとして育成しているという。また、インバウンドなど複数セクターにまたがる注目テーマを数人のアナリストが協力して執筆するレポートの提供にも注力している」とのこと。アナリスト養成は業界の喫緊の課題ですが、同社のような取り組みが広がって企業をカバーするアナリストが1人でも増えることを期待しています。

 

・最後に「AI」「インバウンド」に強いアナリストのランキングが、セクター横断で発表されています。足下では最も旬なデータだと思われるだけに、面白いランキングです。「AI」ではモルガン・スタンレーMUFGの和田木アナリストが、「インバウンド」ではSMBC日興の金森アナリストが1位です。ちなみに和田木アナリストは精密機器・半導体装置セクターのトップ、金森アナリストは女性ですが小売りセクターでは第3位にランクインされています。それでは、また次回。

 

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