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2022年10月

  • 229号/このランキングわかりますか?(24日)
  • 228号/人のふり見て我がふり直せ(11日)

2022年10月24日/229号 このランキングわかりますか?

先週、名古屋へ出張しました。往復の新幹線座席は少なくとも7割方うまってました。名古屋駅では、修学旅行で移動中の中学生に遭遇。あれほど大量の人を駅ホームで見たのは久しぶり。人の往来は着実に増えていると実感しました。

 

メルマガ228号(1011日付け、人のふり見て我がふり直せ)へメッセージをいただきました。ありがとうございます。

 

『回答拒否…(笑)すごいなこの表現。「無回答」でいいんじゃないですかね。』

 

『板倉さん、こんにちは。〇〇の✕✕です。あるある!と思いながら興味深く拝見しました。

証券会社の話、もしかしたら、コロナ禍で人と人のコミュニケーションが希薄になっているから?かもしれません。

 

私は、先日数回海外出張しました。日系エアラインのビジネスクラスでしたが、行きのフライトでは搭乗時に奥からやってきたCAへ、スーツケースをもった私が譲りました。帰りのフライトでは通路を歩いているCA(カートではなく)へ、化粧室へ行こうとした私が一旦席に戻り譲りました。「ありがとうございます」と爽やかに通り過ぎていったCA…また別のフライトでは、朝食にラーメンとヨーグルトを頼みましたが、スプーンがなく、レンゲでヨーグルトを食べました。別のフライトではちゃんとスプーンが来たので、嬉しくなりました。どれも小さなことばかりですが、With/Afterコロナ時代に向けて新しくスタートを切った際の混乱、今までのあたりまえが通用しなくなったのかな?と感じてしまいました。

 

証券会社の方も、先輩のやり取りを近くで見聞きする機会がないのかもしれませんね。今後に期待です。』

 

『板倉さん、メルマガ送付ありがとう。(中略)私のところへも色々な問い合わせがありますが、お客様に対する対応ではないと実感します。<何故、答えてくれないのか?親切に説明しているのに!こんな良い話に何故興味が無いのか?>てな感じの人が多いと思う。(後略)』

 

『板倉様、 こんにちは、〇〇です。私は最近メールの使い方を知らない人が多いと感じていたのですが、電話までと聞くと驚きますね。メールは情報共有の道具でしかないのに、指示命令をするために使う、それも年寄りが多いです。年寄りほどITツールの使い方を知らない人が多いかもしれません。出社していて、いつでも話せる環境なのに、メールしてくる人もいて、これも年寄りです。若い人達は、と一面的に見ることが多いですが、道具によって異なるように思います。

 

入社以来、ロクなコミュニケーションも取ったことのない若者には言葉遣いもわからないと思います。教えていない会社がダメですね。私はいつも「やらさせてもらいます」などと習ったこともないような日本語を話す部下には言葉遣いを注意します。でも、最近は相手が多すぎて、注意する気にもなれません。そう思うのは私だけでしょうか。』

 

 

さて、次の10ワードをご覧ください。これはいったい何のランキングだと思いますか?

1位 SaaS

2位 カスタマーサクセス

3位 Java

4位 インサイドセールス

5位 Python

6位 salesforce

7位 広告運用

8位 新規

9位 AWS

9位(同位)CS

 

エン・ジャパンのAMBI(アンビ)という転職サイト(30代前半までの若手ハイクラスがターゲットなんだそう)で、どんなキーワードで検索されることが多いかをまとめた結果です。言い換えれば企業が欲しいスキルということ。「そうだったか」と思われた方、スコイ!

 

私も今から30年以上前の1989年に転職経験がありますが、上にあげた10ワードの一つたりとも企業から求められることはありませんでした。そもそも、そんな言葉自体なかった(笑)。当時は、転職に対する考え方も今時のように当たり前、とは言い難い時代だったと記憶しています。そんな中、自分なりにこだわった点があります。自分の強みを活かせるかどうかということ。転職前の職場では、海外営業を担当していたので続けたいということ。加えて、前職で得た半導体業界の知識・知見・人脈が継続的に活かせる職場であること。この2点でした。結果、日東電工の半導体封止樹脂を海外展開する職場からご縁をいただきました。その後、どうしてIRへ?というお話はまた別の機会があれば。

 

30年前は、転職市場自体も細分化されてなどいません。だから、素直に自分の強みとかやりたいことをベースに転職を考えました。一方、足元の転職市場は見事なまでにセグメント化されており、求められるスキルも明確になっていますね。30代前半まででSaaSの知見があるとか、カスタマーサクセスやインサイドセールスに経験ありとか、JavaPythonのプログラミングができるとか。身につけたい(つけるべき)スキルがはっきりしているのは目標を立てやすくいいことだけど、それに引っ張られて自分のやりたいことを見失わないで欲しいと思います。

 

ディア・マスターズは転職・求職の相談にものっています。今は明確な意志がなくとも、何となく現状でいいのかしらと感じているあなたからのご相談をお待ちしております。それではまた次回!

20221011日/228号 人のふり見て我がふり直せ

利用している区民農園の契約期間が、元々の契約より半年ほど早く解消されてしまうこと本メルマガでも、たびたびお伝えしています。明確な理由は知らされていませんが、噂では農園地主の相続対策では?と聞いています。

 

その区民農園が、とうとう9日にラストデイを迎えました。その前日、妻と農園へ出かけました。秋晴れのさわやかな午前に現地へ到着。84区画の8割がたは写真のように既に更地化されています。まずは、最後の収穫としてサツマイモを掘り起こします。サツマイモは初めてトライした野菜で水やり以外は、ほとんど手をかけていなかったのでそもそも期待薄。が、掘っていくと出てくる、出てくる。丸虫、ミミズ、カメムシ、ムカデも出てくる、出てくる(笑)。時には悲鳴をあげながら掘り続けます。

 

途中でベテランのおじいちゃんから「ここの土は、サツマイモに向いてないんだけど、ようとれましたね」のお褒めの一言。知ってたら(サツマイモは)やってなかったはずで、まさにビギナーズラック。収穫した後、更地に戻しました。最後には、なぜだか自然と土地へお礼を述べる自分がいました。

〇〇証券の✕✕支店から【重要なお知らせ/ご登録情報確認】のタイトルで、お客様登録情報が更新されているか確認したいとのメールが届きました。前回確認してから3年以上経過している先へ送っているそう。最初はフィッシングメールかと思って用心してしまった(笑)。

 

『板倉正幸 様、日頃より、格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。〇〇証券✕✕支店の〇〇〇〇と申します。弊社では、お客様にご登録いただいておりますご登録情報(ご職業やご投資方針・目的等)について、最新の情報となっているかを定期的におうかがいしております。つきましては、板倉正幸様のご都合の良いお時間帯にご連絡を差し上げたいと存じます。お手数おかけ致しますが、ご都合の良いお日にち・時間帯を本メールにご返信いただければ幸いです。』

 

この後、メールは以下のように続きます。

 

<返信フォーム ひな形>                             

【1】ご希望の曜日・時間帯

曜日 :月 火 水 木 金 土 日 (いずれかよりご選択ください。)

時間 :○時○分より○時○分まで (10時から17時の時間帯でご指定ください。)  

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、お客様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。土曜日を含めたシフト勤務を行っているため、ご返信いただいたタイミングによっては、ご連絡が遅れる場合がございますので、ご了承ください。お急ぎの場合は、お取引店の代表番号までご連絡ください。

 

 曜日と時間指定して欲しいということなのでしょうが、私は仕事柄、曜日でなく日にちにより融通のつく時間が異なります。で、土曜日にしようかと思うと先方のシフト都合があることが書かれています。この依頼、先方は丁寧に対応しているつもりなのでしょうが、実はあまり顧客のこと考えていないのでは?と感じられてしまう…

 

ということで、その場で✕✕支店の〇〇〇〇さんへ電話をかけました。わざわざこちらから電話したので、先方はお礼と共に、早々に登録情報の確認に入ります。氏名、住所、電話番号からはじまり、投資経験、投資商品へ。

 

そして、

「最後の確認ですが、ご年収と金融商品へのご投資金額は?」と問われました。

「それって、回答しないといけないんですか?前は回答していないと思いますが…」と私。

「はい、おっしゃるとおりです」と先方。

「では、それと同じで」と私。この後の先方からの一言に驚いてしまった。

 

「承知しました。回答拒否ですね」と言うんです!!

 

その言葉には、悪気や皮肉はまったく感じられず、だからよけいたちが悪いのですが、当たり前というか、ごくごく自然にその方の口から発せられたのでした。瞬間的に、これは相手を注意したり、ましてや怒っても意味ないなと悟り、その電話を終えました。

 

こんな風に感じるなんて、私の言葉に対する感性がおかしいせいでしょうか?皆さんだったらどう感じますか?

 

「回答拒否」と言うと「本来は回答すべきなのに、それを(あなたは)はねつけた」と回答者を否定した、まるで悪者として見ているように伝わると思うのです。実際、先方はそう思ってたりして(笑)。それにしても、大手証券のひとつで、対顧客最前線の方がこれでは社内での教育とかどうなってんの?と心配になってしまう。最近はやりの<リスキリング>以前の問題ですよね。

 

今回の件、人のふり見て我がふり直せ、言い換えれば反面教師として私自身も気をつけねばと思った次第です。皆さんも、ご留意を。特に取材対応の返答で知らず知らずに同じようなこをしているかもしれません。そんな時は、いつでもディア・マスターズへご相談ください。それではまた次回!

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