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2023年12月

  • 254号/読者からのフィードバック(25日)
  • 253号/私の書いた本が出版されます!(11日)

20231225日/254号  読者からのフィードバック

2023年最後のメルマガとなります。例年なら202✕年の重大ニュースをネタにするところですが、今年は十大ニュースでなく、書籍刊行の一択で決まりです(笑)。昨日24日の日経朝刊の一面下、中央経済社の新刊広告にも掲載されました。

前メルマガ(1211日付け)で出版についてお知らせしてから、お祝いに限らず早々に読後の感想もちょうだいしています。本当にありがとうございます!メッセージのいくつかを紹介させてください。

 

『本、すごいです!! こういうの待っていました!!さっそく、ポチりました。おかげさまで、当社もちょうど2年くらい前から、株価がずっと右肩上がりで上がってきており、ようやく、地道な○○○の仕事や業績回復が少しずつ評価していただけるようになりました。

IR取材も、昔は年に数えるくらいだったのが、今は年間120件くらい行っています。

 

基本私一人で対応しているので、もう手が足らず、課内から一人、IRにも関わってもらうようになり、そして、ついに他社でIR経験のある中途採用の人が、12月から入ってきてくれました。といっても、そこまで経験がある人ではないので、これから女子3人でIRチームをつくり、強化していくつもりです。まさに、IR取材やターゲティングをどうしていこう、と思っていたところだったので(すべて手探りでやってきていました)板倉さんの本、じっくり読ませて勉強させていただきます。なんか、つい嬉しくてメールしてしまいました。』

 

『この度は本を出版されるとのこと、おめでとうございます。取材を申し込むことが多かった私にとって、IRPDCAサイクルについて考えさせられるきっかけとなりました。』

 

『おめでとうございます。日本企業の低バリュエーションが修正されることに一役買いそうですね。』

 

『ご出版おめでとうございます。IR取材実務に関する書籍、特に他社のIR活動事例には興味がございます。楽しみにしております。』

 

『出版おめでとうございます!わたしの教えていただいた企業IRのエッセンスが世に出てしまうことに少し複雑な気分もありますが、あの当時すくい切れなかった部分がないか書籍で探させていただきます。』

 

『今、早速予約を完了いたしました!!!確かに取材対応にまで踏み込んだ著作は無いようにお見受けします。とても楽しみにしております。嬉しくなってご連絡してしまいましたが(笑)引き続きご指導の程、よろしくお願い申し上げます。』

 

『ご著書を拝読しました。日頃の取り組みの詳細が明文化、図式化されていて振り返りや改善に非常に参考になります。出来ていないことも満載ですので、実践で活用させていただきます。』

 

『数々の経験の中で、マーケティング思考と人と関わりを大切にされて来られたことを感じました。板倉さんの著書は、わが社IR室のバイブルにさせていただきます!拝読させていただき、私のIR業務の歴史も終活レポートとして、後任に残そう!と思い立ちました。』

 

『弊社の活動はまだ緒に就いたばかりであり経営企画への業務移管も手探り状態です。これからも板倉様のご指導を仰ぎながら、投資家の皆様と真摯に向き合って行きたいと考えております。自前主義というわけでもないのですが、純粋培養の社員が多いので若干、世間の常識からずれた対応があるかもしれませんが大目に見て頂ければと存じます。』

 

『本、届きました!今、読んでいる本を終わらせて、年末年始の休みに読ませていただきます!最初のページのところで、「IRをするのに何より大切なのは自社への愛情」とあって、私、これならある!「○○○いち✕✕✕愛の強い女」を自負しているので、これなら大丈夫! と思いました(笑)でも本当に、IRで大切なのは会計知識などよりも、まずはやはり、自社、そして自社製品への思い入れ、とつねづね思っているので、間違ってなかった、と思いました。』

 

『板倉さんが、本を執筆されたと知り、早速購入しました。まだ、全て読みきれていませんが、さっと目を通したところ、目から鱗でした 私が(若い人たちへ)伝えたかったのは、このように、実務の悩みに対して、アドバイスやヒントを与えることが出来れば、ということでした。本の執筆にはこだわりませんが、自分のこれからの方向性が少し見えてきたようで、とてもありがたく感じています。板倉さん、ありがとうございます。次回、お会いする時には、ぜひ、本書にサイン をお願いします(^^)

 

最後になりますが、今年も一年、ありがとうございました。突然の厳しい寒波襲来ですが、お体ご自愛のうえ、どうぞよいお年をお迎えください!

20231211日/253号  私の書いた本が出版されます!

12月とは思えない陽気(東京では気温20℃)でしたが、2023年も残すところ3週間。1年を振り返る時期でもあります。年初のメルマガでこんなことを書いています。

 

メルマガ234号(2023110日/1年かけて見守ること)

『最後になりますが、2023年の目標について。2022年しょっぱなのメルマガで掲げた目標、「新」をキーワードにした目標が公私においてようやく具現化しそうな段階へ来ています。2年越しになりますが、2023年中には何としても実現する所存です。皆さんへ報告できる日が一日も早くくるといいなぁ~』

 

ここで書いている目標が、本日のタイトルの『私の書いた本の出版』であり、皆さんへ報告できることになりました。20172月にディア・マスターズを起業して以来、いつかは自著の出版を実現したいと思ってきましたので喜びもひとしおです。早速ですが概要をお知らせします。

 

書名  「投資家をつかむ IR取材対応のスキルとテクニック」

出版社 中央経済社

発売日 1215日(金)全国書店で順次発売

    ネットでは18日(月)からの予定(現在、予約受付中です)

Amazon.co.jp : 投資家をつかむ IR取材対応のスキルとテクニック

 

タイトルにあるとおりIRの最重要業務のひとつである取材対応にフォーカスしています。IR実務を名乗る書籍はあまた世の中に出版されていますが、IR担当の取材対応の実務にここまでこだわった書籍は他にないと思います。(自画自賛/笑)。3章からなりますが、簡単に各章の内容を紹介します。

第1章      日東電工は戦略的IRでどう変わったのか

第2章       詳細解説:取材対応のすべて

第3章       クライアントへのコンサルティング・コーチング事例

 

1章では、私の日東電工でのIR担当時代(2006年~2017年)を振り返っています。第2章、3章でお伝えするスキルやテクニックの礎は、この時期のIR現場での実務経験から得られたものです。IRを担当した11年間の株価推移を低迷期、回復期、上昇期の3つに分けて、各期間に何が起こり(例えば、リーマンショック)、それに対して会社として・IRとしてどのように対処したのかを中心に記しています。

 

2章は、本書のメインディッシュであり、ぜひ皆さんに実践していただきたい箇所です。内容は以下のようなものです。

*取材対応の成否はPDCAで決まる

 ・IR活動の取材とは?

 ・取材の重要性

 ・よい取材の効用

 ・取材の種類、機会、スピーカー

*各プロセスの内容

 ・取材PDCAPPlan)/取材アレンジ

 ・取材PDCADDo)/取材実践

 ・取材PDCACCheck)/取材後対応

 ・取材PDCAAAction)/ターゲティング

 

最初にIRにおける取材がなぜ重要なのか、どんな効用が期待できて、どんな種類や機会があるのかというまさにイロハのイから説明をしています。次の「各プロセスの内容」が核心部分になるのですが、取材対応を4つのプロセス(PDCA)に分解して詳細説明をしています。

 

PDCAのPは取材アレンジとして、次のようなフローチャートを使いながら各フローのポイント解説をしています。皆さんも普段からこのような流れに沿って取材アレンジをしていると思います。ボトルネックとなっているフローに気づくことができればしめたものです。

Doは、取材実践についてサイエンスとアートの掛け算と捉えることから説明を始めています。では、サイエンスとアートの視点からどんなことをすればよいのかをできる限り具体的に記しています。例えば、取材の件数を増やしたり、取材の質を向上するにはどうすればよいかなどです。

 

Checkは取材後対応です。実は、IRコンサルタントになって一番驚かされたのが、ここです。100社あれば、100通りのやり方があると言っていいほど違いがあるからです。逆の言いかたをすれば、この部分のボトルネックに気づき、少し手を入れるだけで大きな改善につながるのです。取材対応後のフローチャートに沿って分かり易く説明をしています。

 

Actionは、本書ではターゲティングを取り上げています。多くのIR担当はPDCを振り返りながら「わが社の現況に最も適合する投資家はどこだろうか?」と頭を悩ませているのではないでしょうか。無料で使用できるツール等をお示ししながら説明をしています。

 

最後の第3章は、ディア・マスターズのクライアント企業(実名はふせています)3社に登場してもらいました。O社、H社、F社としていますが、テーマは以下のとおりです。ビフォーとアフターで生じた違いをできる限りリアルにお伝えしています。申し上げるまでもなく、その結果をもたらした施策や打ち手についてもあますところなく記しています。

O社=取材PDCAを実践してIR王道を行く

H社=IRステージに応じたIR組織・体制のあり方

F社=企業の強みを抽出してIRストーリーへ活かす

 

いつものメルマガと違って、一気にここまで書き上げてしまいました。皆さんが、手に取って読んでみたいという気持ちになっていただけたのであれば嬉しい限りです。それでは、また次回!

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