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2019年1月

  • 79号 2019年、初失敗!(28日)
  • 78号 三大証券の2019年予想(21日)
  • 77号 先輩に会って思い出したこと(15日)
  • 76号 ちょっともう心配な今年(7日)

2019年128日/79号 2019年、初失敗!

大坂なおみ選手、全豪オープンでの優勝、お見事でした。第2セットの後味悪い負け方をもろともせず、最終セットではまさに横綱のような勝ちっぷりでした。全米オープンの時とは状況も違うので、勝利してもっと感情を表に出すかと想像していたのですが、すごく控えめでした(そう感じたのは私だけ?)クビトバ選手を思いやってのことなのか、大勝利に思わず呆然自失だったのか、その時のほんとうの心理状態を知りたいですね。

今年になって最初(?)の失敗です。先週、某セミナーを聴講するため出かけた時のこと。場所は半蔵門、午前10時からの開始。半蔵門へ行くため神保町で半蔵門線に乗り換え。三田線から半蔵門線ホームに着くと電車は既に到着していました。駈け込めば予定よりひとつ前の電車で到着できるわい、とダッシュ。

 

最後尾車両のドアが開いて降車客・乗車客でゴタゴタしているさなか、左右への見事な体さばき(笑)でぶつかることもなく車両へ接近。乗車後もつり革があって降車するには便利なドアにいちばん近い場所にポジショニングできました。これは朝からついてるぞ(何が?)と気分も盛り上がります。

 

目の前に座っている乗客を一瞥します。すると思いもかけず目と目が合ってしまいました。アレッ、あなたとどこかで会ったことある?という表情。私もそんな気が。でもジロジロ見るのは失礼だし、ましてや「どこかでお会いしてますか?」なんて映画みたいに声掛けできるわけもありません。

 

さりげなく視線をドアへ移します。するとドア脇の一人スイートスポット(私はこう呼んでいます)に立って私をジッと見つめている乗客がいました。「見つめている」だなんて自意識過剰(笑)。背中にしょっている(年明けから使い始めたばかりのメイドイン・オーストラリア製)リュック型カバンを下ろせって言いたいのかしら?なんてことへも思いがおよびます。やれやれ…とリュックを下ろし手に持ち替えてさりげなく見直すと、まだ見てるよ。さすがに薄気味悪さを感じます。

 

ここでタイミングよく神保町の次駅である九段下へ到着したので、斜め前に座っている乗客へ視線を移します。私に気づいたのか鋭い視線(=じゃまね~と目は語っていた(笑))を向けた後、おもむろにカバンからコンパクトを取り出しました。そう!久しぶりに見る「どこでもお化粧」女子でした。コンパクトとにらめっこが始まると周囲から完全遮断された彼女の一人舞台。手際よくメイクしていきます。ビフォー・アフターの変わりっぷりは後のお楽しみ、と窓へ目をやると、派手な濃いピンク色の宣伝シールが目につきました。

 

『女性専用車』

 

まず、最初にしたことは周囲と自分を遮断するために目を閉じました(笑)。そして、神保町から九段下までを振り返ります。目と目が合った人は、昔会った人なんてことではなく「男が乗ってるわ!」という発見だったのね。遠目に私を見つめていたのは、やはり男性乗客を見つけたからに違いありません。おかしなこと(?)しないかジッと見てたんだろうな。お化粧女子は、私にはお構いなく早々に自分の世界へ入ってくれたのでしょう。

 

さて、こうなると半蔵門駅へ早く着け、早く着け、早く着け、早く着けと祈るしかありません。ひょっとしたら祈る時に目を閉じるのは、こういう状況からきているのかも、なんて余裕をかますこともなくひたすら到着を待ち望みます。一駅目(九段下)はあれほど早く着いたのに、二駅目(半蔵門)は遠いこと遠いこと。

 

目を閉じるだけでなく、息も止めていた(冗談です)のであやうく気絶しそうになる直前に半蔵門駅到着を告げるアナウンスが入りました。ここから徐々にブレーキがかかり、減速を開始します。よっしゃっ~もう一息と訳の分からない気合を入れて到着を心待ちにします。そして、キキッ~キ~~といつもの金属音を発しながら停止。ここで我先にと周りを押しのけて降車するのは愚の骨頂。前の人に続いてス~ッとあたかも連れであるかのように、でも目は伏せて歩きます(笑)。

 

駅の間隔を調べてみると神保町から九段下駅までは1分の距離なのに対して、九段下から半蔵門駅までは3分の距離でした。3倍の時間かかるのだから長く感じるのも当然か。そんなことよりそもそもセミナー開始時間に遅れるわけでもないのに、目の前に停車していた一本前の電車に駆け込もうとしたのが失敗の元でした。

 

人は、目の前にあってすぐ手に入る報酬を優先してしまうと言われています。今回、目の前にある機会(=目的地へわずかばかり早く到着する)を逸してしまうことが許せない気持ちで思わずダッシュしたような気がします。それにしても東京メトロさん、『女性専用車』は最後尾車両なんかでなく、真ん中あたりの5号車あたりにした方が私のような乗客は間違いなく減ると思うのですが、いかが?それでは、また来週!

2019年121日/78号 三大証券の2019年予想

日本電産が17日に決算発表(23日)前に業績下方修正を発表しました。翌日の株価は、前場直後こそ前日比8%下落で始まったものの、終値では1%程度の下落で引けました。株価が落ち込んだところで待ち構えていたかのように買いを入れる投資家がいたことに他なりません。過去の業績は言うまでもなく、普段のIR活動がこういうところで効いているのでしょう。 

今回は、2019年株式市場についてです。年明け3週間になりますが、その間に野村証券、大和証券、SMBC日興証券のいわゆる三大証券の2019年新春セミナーに出席しました。私自身の備忘もかねてポイントを整理しました。

 

最初に基本相場観。わかりやすく日経平均の予想で言うと野村=21,00024,000円、大和=年末26,000円、日興=19,00024,500円。野村は「景気拡大・企業業績の拡大あるも、時にボラティリティが高まる可能性あり」。大和は「過度な楽観で始まり、過度な悲観で終わった18年。19年相場は18年相場の真逆の展開を予想」。日興は「皆が右を向いている時に左を向け。グロース・バリューともに二極化が進行。個別銘柄ピックが重要」。立場上、投資家に対して弱気な素振りや過度な警戒感を煽るようなコメントは出せないこと差し引かないといけません。それにしても足元、投資家は過度に様子見(決算発表前だから当然だが)して慎重になっている印象はありますよね。大和と日興が15年から16年にかけての相場との類似性を指摘していました。つまり19年は年初低いところがスタートして年末は上げて終わると。

 

相場に影響を与える政治・経済の動きについては、各社ほぼ同様の見方。日本では重要イベントが目白押し。

1月=ダボス会議(安部首相5年ぶり出席)

4月=統一地方選挙・GW10連休・天皇陛下退位

5月=改元

6月=G20開催(大阪)

8月=参議院議員選挙

9月=ラグビーワールドカップ開催

10月=消費税アップ

 

この他に北方領土問題(ダボス会議直前に安部首相はロシアでプーチンと会談)やカジノ管理委員会発足(197月)などもあげられていました。8月の参議院選挙は衆議院含め同時選挙になるかも。衆議院解散する大義として北方領土問題を問うというシナリオです。なるほどなぁ。いよいよ今後、IRと言えばカジノの話?となってしまうかも(笑)。

 

当然のことながら、米国の動向には目が離せません。政治では、強硬な通商政策は続くとの見方で共通しています。特に対中国との90日間と期限をつけた通商協議ですが、中国側の譲歩が進んでいるとはいえ、安全保障の問題へも拡大しており予断を許しません。経済では、利上げがどうなるかですが、野村が2回という予想をあげていました。この時、為替は115円を見ています。中国については、2018年に20兆円の大規模減税を既に実施していますが、2019年には20兆円を越えるさらに大規模な減税を予定しているとのことで、一気の悪化は無いようです。

 

ここからは各社の独自色が感じられた点について。野村は、日系ではグローバル展開できている唯一の証券会社らしく米国株式の銘柄について紹介がありました。投資テーマの幅広い紹介やそのわかり易い説明では群を抜いていました。さすがです。大和は、日銀のETF推定取得コストと日経平均・TOPIXとの関係を示したうえで、株価が政局へも大きなインパクトを与えることをあらためてリマインドしてくれました。それにしても先々のEXITはどうなるんだろう?

日興は、電子部品・デバイスセクターの在庫データを引用した説明が、かつて担当していた頃を思い出させてくれました。在庫調整が進んでいて、一般論で言えば2月頃で最終局面となって在庫循環の悪化は停止するはずとのこと。冒頭の日本電産、永守会長の『尋常でない変化が起きた。46年経営を行ってきたが、月単位で受注がこんなに落ち込んだのは初めて』という説明は、まさに在庫調整の影響だったのでしょう。さて、来月以降の受注はいかに?

 

今回の業績発表では、何期かにわたって好調だった業績が変化する潮目にある会社が多いかもしれません。特に下方修正する時ほどIR担当にとって嫌なことはないですよね。アナリスト・投資家は、ここぞとばかりに突っ込んでくるだろうし。でも、そこが逆にIRの腕の見せ所と考えて欲しいところ。かといって奇をてらう必要はなく、基本に忠実にいきましょう。原因と対策の説明は当然として、その後の見通しと根拠を説明できることがとても重要です。

 

決算発表が本格化するのは、いよいよ来週から。IR担当者にとってはまさにこれからが正念場となります。体調管理に気をつけて、最高の準備を進めて決算発表へ臨んでください。それでは、また来週!

2019年1月15日/77号 先輩と会って思い出したこと

メルマガ76号(1月7日付、ちょっともう心配な今年)へメッセージをいただきました。ありがとうございます。 

『板倉さん、昨年末はありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。私も箱根駅伝を見ていました。藤沢出身の私としては地元の東海大が優勝したのは嬉しい限りでしたが、驚きの連続でした。あとからスコアを見ると、東海大は1区のスタートから10区まで少しずつ順位を上げており、安定して結果を出していったようです。青学も東洋大も変動が激しかったようです。株価も東海大のようにコンスタントに上がるといいのですが…。「本格小説」、私も読んでみたいと思いました。読書は夜寝る前の楽しみの一つですから、ストックをもっているだけで幸せな気持ちになります。私のお正月は、夫の実家でも自分の実家でも、ずっと塗り絵をやっていました。没頭し過ぎて、外に行くのが億劫になり、おこもり正月でした。』

 

『板倉様、明けましておめでとうございます。旧年中は色々と興味深いご指導をいただき勉強になりました。本年もよろしくお願いいたします。年の初めのブログも拝読しました。私も箱根駅伝は大好きで毎年応援に出かけています。と言っても往路はいつも1区の品川駅前か八ツ山で、もう30年ほど同じ場所です(復路は行ったり行かなかったり、場所もバラバラ)。品川駅前はスタートから20分しか経っておらずまだダンゴ状態ですが、それでも、なんだか気のせいでしょうか、毎年、通過時刻及び通過のスピードが早くなっているような気がします…と思って過去の記録を見てみたら、あながち気のせいではなく、本当にスピードアップしているのですね(もっともスタートから20分後の段階では「気のせい」の範囲かもしれませんが)。』

 

箱根駅伝と言えば、生みの親である金栗四三を主人公にした大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」が始まっていますが、見てますか?昨日(13日)、2回目は金栗の生い立ち紹介でしたね。

 

私は、初回放送に登場した「天狗倶楽部」を見て、なぜだか前々職時代の先輩を思い出しました。最近、久しぶりに会ったせいかもしれません。昨年、御年65歳で定年退職され、悠々自適の生活ぶりを聞かされると思いきやさにあらず。台湾電子部品メーカーの日本連絡事務所を立ち上げて、代表に就かれました。ちょうど立ち上げから3か月が経過して、いよいよ活動にドライブをかけていくところです。「働く必要なんてないでしょう。どうしてですか?」とうかがうと笑いながら「生活があるから」と。真偽は別として、短く答えられた言葉にはこの上なく充実感が漂っていました。

 

とにかく元気、とにかく声がでかい、とにかく飲むという、当時からオジサンキャラ丸出しの方です。その点は、今もまったく変わっていない。気持ちいいくらい変わってない(笑)。宴会でスーパージェッター(どれだけの人が今、この歌知ってるだろう?)を大声で独唱され、歌わせた上司を後悔で沈黙させてしまった芸風も多分変わってないだろうな…

 

猪突猛進のみ?と言えば、そんなことはありません。私が入社して1年たつかどうかという頃、驚いたことがあります。当時は、今でいうブラック企業の働き方そのものでした。でも、新卒で他社を知らないし、周りも皆同じように働いているし、私にとってはそれが当たり前(=常識)のことでしかありません。ある日、何かの拍子に「これ(=この働き方)が常識と思ったらだめよ」ということを言われたのです。大手商社から転職され、他社を知っているがゆえの言葉でした。それからです、これ、ほんとに当たり前のことなの?と考えるようになったのは。

 

2019年が始まってはや2週間。年初の想いがだんだんと薄れて、いつの間にか以前と変わらぬ当たり前の日々に戻ってしまうところでした。明日をRe元旦として再ダッシュしようっと。そんな気持ちにさせてくれた先輩に感謝。念のため言っておくと、当たり前の日々を否定しているわけではありません(笑)。それでは、また来週!

201917日/76号 ちょっともう心配な今年

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。お正月休みはどうされました?私は東京で寝正月でした。先週4日の大発会で日経平均は、一時700円も下げました。その後、持ち直したものの2万円を下回って引けました。アベノミクス始まった2013年1月大発会から6年連続の上昇記録も途絶えました。猪突猛進ならぬ、ちょっともう心配なスタートです。米国景況感悪化、アップル下方修正、円高等々、悪材料がてんこ盛りだから仕方ないか。IR担当としては、こんな時こそ目先の株価に一喜一憂することなく、基本に忠実に行動して欲しいところです。

 

寝正月でしたことは、テレビと読書。スポーツ番組をたくさん見ましたが(私の中では)番狂わせが連続しました。まず、箱根駅伝往路。昨年まで4連覇中の青山学院大がまさかの6位フィニッシュ。戦力的には過去最強と前評判高く、原監督自らもっとも充実しているとコメントしていたのでまさかの展開。4区・5区での失速を挽回できませんでした。テレビで観ていても足取り重そうでしたね。翌日には、復路新記録をたたき出して1位になって意地を見せましたが、時すでに遅し。

 

次いで、大学ラグビー選手権。9連覇中の帝京大が準決勝で天理大に負けちゃいました。実は、準決勝第1試合の早稲田大と明治大の試合で早稲田が負けた(残念!)のを見届けて、出かけてしまったので観戦してないのです。まさか負けるとは思っていなかった。新聞の観戦記を読むと前半から天理が試合を支配していたようですね。ネットでも天理のフィジカルの強さは際立っていて、スクラムでも圧倒していたとあります。天理大、あっぱれ(笑)。

 

読書では、水村美苗の『本格小説』を読破しました。上下巻で800ページ強ある大長編です。挫折して積読にならないよう意を決し読みはじめました。同書を知ったのは、メルマガ72号(181126日、翻訳家とIR担当者)で書きましたが、国際文芸フェスティバルで紹介されたことがきっかけです。それまでは、まったく知りませんでした。多分そんな方が多いと思うので著者の略歴を下記します。

 

1951年東京都生まれ。夫は東京大学経済学部名誉教授の岩井克人。12歳で渡米。イェール大学仏文科卒業。同大学院終了後、帰国。のち、プリンストン大学、ミシガン大学、スタンフォード大学で日本近代文学を教える。

1990年:『続明暗』で芸術選奨新人賞受賞

1995年:『私小説from left to right』で野間文芸新人賞受賞

2003年:『本格小説』で読売文学賞受賞

2009年:『日本語が亡びるとき』で小林秀雄賞を受賞

2012年:『新聞小説 母の遺産』で大佛次郎賞を受賞。

 

経歴もすごいけれど、発表する作品がことごとく賞を獲っていることに驚きます。そういえば『日本語が亡びるとき』はベストセラーになっていたような記憶があります。『本格小説』は、英エミリー・ブロンテの『嵐が丘』をモデルにして、戦後から高度成長を遂げる日本を舞台に書きあげています。

 

NHK大河ドラマがありますが、大河小説と呼んでもいいんじゃないだろうか。それを水村は『本格小説』というタイトルにしたのだと思います。構成もこっています。上巻最初の4割くらいが私小説(つまり語り手が著者の水村本人)となっており、その後から本格小説として書かれているのです。逆に言うと、私小説の箇所で挫折しないように。話の展開が見えてくる100ページくらいまで読めば大丈夫。あとは一気に読み進めるでしょう。

 

話は、孤児の東太郎と成城旧家の三枝よう子の恋愛話が、女中として仕えていた富美子の眼を通して進んでいきます。下巻最後には<落ち>が用意されています(作者は落ちというつもりで書いてないかもしれないけれど)。日本語らしい日本語で書かれていて、こんな言い方・書き方を自分でもしてみないものだと幾度が思わされました。『嵐が丘』は映画化されて(アカデミー賞を獲って)いるから、もし『本格小説』を日本でテレビ化・映画化するとしたらキャスティングをどうするか?なんてことを考えもしました。山崎豊子作品とは違った面白さで、きっと数字は稼げると思うのですが…。今年の目標のひとつとして、水村作品を読破することをあげます。『続明暗』は漱石の『明暗』の続編として書かれているから、まず『明暗』を読まねばなりません。それが一番のハードルになりそうです(笑)。

 

いつまでも上がり続ける株や勝ち続けるチームはありません。下がった・負けたという変化の瞬間から眼をそらさずにいたいものです。2019年は始まったばかりですが、これらの変化は予兆にすぎないかもしれません。私自身、今年は今まで以上にフットワークを軽くして、変化を感じるためにも色々なところへ出て行きたいと思います!それでは、また来週!

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