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2025年1月27日/277号 立ちションとジェンダーダイバーシティ
今週から3月期企業の第3四半期決算発表が始まりますね。毎度、毎度のことながら寒い季節です。健康管理には細心の注意を払い乗り切ってください。
寒いこの季節は、トイレが近くなる時期でもあります。今回はお下劣なネタで恐縮ですが、オ○ッコのお話です。日本排尿機能学会の調査結果が興味深いのです。調査は2023年春、全国20歳以上の男女約6,200人に対して行われました。自宅オ○ッコ時の姿勢に関する質問について男性2,936人の回答ですが、立ち○ョン派(あまりにお下劣なので、立位派といいます)の比率はどれほどだったのでしょうか?
回答は44%です。
男性の皆さん、ご自身に照らしてどんな感想をお持ちになりますか。私は、正直(数字の)低さにびっくりした口です。立位派が44%ということは、座位派が56%ということであり、約6割の男性は、自宅排尿時に座っているということになります。年代別に見てみると、座位派は20~30代では約70%、40代が約60%、50~80代は約50%、90代は約40%です。私の年齢である60代では52%で、わずかではありますがやはり座位派が立位派を上回っているのです。
では、座って排尿する理由は何か?ここまでくると大体の予想はつくのでは?はい、皆さんの予想どおり、既婚か独身かの違いが座位か立位かに影響しているのだそうです。20~30代では既婚の75%が座位派で、独身座位派62%を13%上回りました。これは若い世代のみならず40~50代では14%、60~90代においても11%高くなる結果でした。これにより調査チームは「座位派>立位派」の主要因は、排尿時の健康関連要因でなく、トイレでの衛生環境への配慮にあると分析しました。そういえば、前職で懇意にしていた同世代バイサイドの方から「妻から座ってオ○ッコするように言われて、かなわん。日東さんでテープ技術を活かして、例えば何層にもなってて、(テープを)剥がすときれいな面がでてくるような、製品考えてよ」と言われたのを思い出しました(笑)。
ちなみに日本では座位派が56%でしたが、グローバルに見るとどうなのでしょうか。英国での調査結果によれば以下のようです。日本の約6割という数値は、ドイツと並んで世界トップクラスであることがわかります。これは喜ぶべきことなのかしら。
座位派比率(毎回座位とほぼ座位の合計)
ドイツ :62%
スウェーデン :50%
デンマーク ;44%
オーストラリア:39%
カナダ :35%
フランス :35%
スペイン :34%
イタリア ;34%
ポーランド :27%
英国 :24%
米国 :23%
メキシコ :21%
シンガポール :20%
日本排尿機能学会のプレスリリースはこちら
排尿姿勢に関する疫学調査の集計結果が学術誌に掲載 20代の約7割、50代でも半数以上が「座りション」|一般社団法人日本排尿機能学会のプレスリリース
ここからは本の話題です。飲み会で1冊の本をいただきました。それも著者自らの手渡しで。書籍名は『女性活躍で切り開く企業の未来/企業価値向上のグローバルスタンダード』(中央経済社)です。著者は意見発信する投資家の会(15名中12名が女性)。
冒頭の北川先生(青山学院大学名誉教授)の推薦の言葉が本書の狙いを代弁しています。ご自身が1977年に新卒入社された会社(明記はされていませんが日本IBMのはず)でのダイバーシティに関する記憶を3点あげて紐解いておられます。
(1) 部門別採用が徹底していた
(2) ダイバーシティが徹底していた
(3) 年功序列ははじめから無視されていた
(1) は(日本IBMの)経理部門での募集に対して応募されたそう。(2)は、入社時
のラインマネージャーは女性だったとのこと。(3)は、実力主義が徹底されていて、そのためフェアな評価や専門職への高い処遇やリスペクトが前提になっていたそうです。
さて、構成ですが章立ては4章立てで、各章のタイトルは以下のとおりです。
第1章
機関投資家の目線で考える日本企業におけるジェンダー・ダイバーシティの進路
第2章
海外の取組み状況
第3章
企業はどう対応するべきか/12人の機関投資家による提言
第4章
なぜ企業はジェンダー・ダイバーシティ、女性活躍に取組むべきなのか
メインは当然第3章になるのですが、まず1章と4章を読まれてから2、3章へ入られるのがより理解が深まってよいかと。第4章に書かれている著者の勤務先を含むバイサイド14社の女性活躍状況の一覧表が目を引きました。IR担当の皆さんは、バイサイドからダイバーシティについてあれこれ問われて、悶々とするばかりでなく(ダイバーシティについて)バイサイドも同様の悩みや不満・不安があると考えればよいでしょう。彼らが発する質問は、自ら抱えている課題であるのかもしれないと思えば、親近感もわくのでは。経営者にとっては、北川先生の話ではありませんが50年も前からの課題を今にひきずっていることになります。さて、どうしようとフリーズしているくらいなら、本著はこのうえないガイドラインになること間違いありません。それではまた次回!
旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。本年も皆さんにとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
奇跡の9連休は、どのように過ごされましたか?私は遠出するわけでもなく自宅圏内でウロチョロ。元旦初詣(池上本門寺)のおみくじでは、大吉を引いて幸先のよいスタートです。ジムのプールで初泳ぎをして、初売りならぬ初買いではヤマダ電機でシェーバーを買いました。3枚刃から人生初の5枚刃へ切り替えたのですが、さて切れ味は。初仕事となったのは、昨年6月から12月までの7か月分ため込んでいたメルマガをホームページへ一気に掲載したこと。大事MANブラザーズの歌ではないけど「ためないこと、止めないこと、諦めないこと」が大切だとつくづく思いました。今年最初の反省でもあります(笑)。
さて、年初のメルマガで毎年お伝えしている2025年の予想です。今年は、大手コンサル3社の10大リスク予想です。結論から言うと、引用させていただきながら誠に申し訳ないのですが、ブラックストーンのバイロンさん(2023年没)やユーラシアグループのブレマーさんのように驚きやアハ!となる予想ではありません。似たりよったり感が強いと感じるのは私だけでしょうか(ユーラシアグループの予想は今週か来週には発表されると見ています)。
PwC/10大地政学リスク
10の予想の背景には3つのトレンド(米国一強時代の終焉、安保ファーストの経済運営、ポピュリズムの常態化)があると説きます。その上でトランプ2.0が2025年の他リスク全体の方向性を決めるほどの影響力があるとしています。これには納得感あり。
詳細はこちらから
(1) トランプ2.0
(2) ウクライナ運命の年
(3) 中東情勢の混迷
(4) 東アジア情勢の混乱
(5) 貿易戦争の再発
(6) 中国経済のリスク化
(7) グローバルサウスの取り込み合戦
(8) サイバー・認知戦の激化
(9) グリーンバックラッシュの拡大
(10) {C}反DEI運動の普及
デロイトトーマツ/10大リスクシナリオ
(8)日本のデフレ再来に注目しました。対米・対中輸出が大幅減速し、企業収益悪化に伴い内需が収縮して再びデフレに戻るというもの。向こう1年の蓋然性(実現可能性)はLow、日本企業への影響度はMediumと予想しています。
詳細はこちらから
インフレと分断のリスクは続く:2025年の10大リスクシナリオ|デロイト トーマツ グループ|Deloitte
(1) 貿易戦争によるグローバル経済悪化
(2) 米国経済急減速
(3) 中国経済大幅悪化
(4) 中東での地政学リスク拡大
(5) グローバル金融危機
(6) 台湾・北朝鮮有事
(7) 新興国の経済圏構築とグローバル経済の分断・再編
(8) 日本のデフレ再来
(9) ロシア・欧州情勢の均衡崩壊
(10) 欧州政治不安定化と経済悪化
EY/地政学的動向トップ10
2024年の世界的な選挙イヤーの結果を受けて3つの主要テーマを掲げ、その中にそれぞれ3~4つのテーマを挙げています。(1)~(3)の主要テーマは「各国リーダーの軸足は選挙から統治へ」、(4)~(6)は「各国における経済上の競争と経済主権」、(7)~(10)は「地政学的競争の激化」となります。
詳細はこちらから
EY Japan、2025年に予想される地政学的動向トップ10を発表 | EY Japan
(1) ポピュリズム政策の影響
(2) 課税に関する難題
(3) 人口動態からみえる分断
(4) デリスキング(リスク低減)と依存関係
(5) デジタル主権
(6) 気候政策と内在する競合課題
(7) 新たな局面にある地政学的エネルギー情勢
(8) 新興国市場の統合
(9) 戦争と紛争
(10) 宇宙政治と宇宙経済
最後に2025年に予定されている大きなイベントをいくつか挙げます。
1月/米国でトランプ政権が発足
3月/読売新聞社が国内上場333社で構成される「読売株価指数(読売333)」を創設
4月/大阪夢洲で大阪・関西万博が開幕
7月/参議院選挙
9月/東京国立競技場で世界陸上競技選手権大会が開催
11月/東京で夏季デフリンピック競技大会が開催
個人的には、次の3つに注目です。読売株価指数は、構成銘柄の時価総額の大きな企業に偏ることなく、売買代金でまず絞り込むことが特徴とのこと。2つ目は大阪・関西万博。1970年大阪万博では小3でしたが、今でも鮮烈に記憶しています。劇的に変わる10年後の生活を少しでも体験できれば嬉しいなぁ。最後は東京でのデフリンピック開催。4年毎に開催されており、日本では初開催、しかも100周年の記念すべき大会です。ボランティア募集中ゆえ、応募しようかなと考えています。それではまた次回!