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2022年2月

  • 213号/FBに元気をもらう(28日)
  • 212号/今年のバレンタインは…(7日)

2022228日/213号 FBに元気をもらう

212号を配信してから間が空いてしまいました。気がつけば2月如月も最終日。日差しはまだ冷たさが残りますが、明るさは増して春めいてきました。ディア・マスターズは、2月期決算なので本日が5期目の最終稼働日になります。3月期決算の皆さんは、忙しくなるのは明日3月に入ってからですね。

 

関西へ出張して、2日連続で同じクライアントのもとへ通いました。記録を見ると遠隔地へ出張したのは昨年7月初め以来、丸8か月ぶりです。当時は、第4波がピークアウトした頃だったと記憶します。久しぶりに乗る新幹線は、満席には依然として遠く、とはいえ三人掛け席の間をぬいて二人掛け使用でした。利用者は増加傾向にあるのかしらと思ったのですが、さにあらず。昨年10月から試行的に開始されたビジネスパーソン向け車両だったからに違いありません。のぞみ7号車を「S Work車両」と名づけてWi-Fiサービスを充実させているのです。ちなみに帰りの便は、7号車以外だったせいか閑古鳥が鳴いてました…

 

コロナ禍でオンライン対応が日常化する今日この頃に久しぶりの対面、しかも出張対応ということで気合が入りました(笑)。クライアントへ提供したのは、取材品質を向上するためのプログラム。2日間でのべ約20名の方に聴講いただきました。こちらから一方向に説明するだけに終わらなかったのは、積極的に質問を発してくださったから。回答をして、さらにその回答に質問をちょうだいして、理解が深まる瞬間を体感することができるのはまさに醍醐味のひとつです。そのような状況ゆえ、プログラムの進展は滑らかで別日程で用意していた内容まで話が進んだのでした。経験上、こういうことってなかなかないのですが、両者の相性もよかったのでしょう。ほんとうに嬉しい限りです。

 

あっという間もなく2日間のプログラムは終了。先方へFBをお願いしました。聴講くださった皆さんからの率直なメッセージ、これがまた次回以降の原動力になります。フェイスブックならぬフィードバックから元気をもらったのでした。いくつかを紹介させていただきます。

 

IRに関してこのように座学で学ぶ機会がなかったので今まで取り組んでいたIR活動の良い点、悪い点がわかりやすくなりました。あいまいに進めていたことや、取り組んでいなかったことへ今回学んだことを基に取り組もうと思いました』

 

『丁寧な説明で分かり易く理解できました。聞いたことだけはあっても間違って認識していたり、そもそもあまり知らないような単語などを理解できました。当社に沿った内容で何をなすべきかなど改めて考えることができたと感じております。前職での体験談等を踏まえてお話いただき想像しやすかったです』

 

『非常に理解しやすい内容でした。やはり勉強会よりも実地で当社の現状に即してアドバイスをいただく必要性を感じました。具体的にどういう先に取材を申し入れて断られているか等々』

 

『取材に対する基本的な心構えなど大変参考になりました。今までアバウトな部分もいただいた資料を基に見直しを行います』

 

IRに関する知識の再確認ができました。ただ、当社の実情を踏まえた具体的な施策に関する言及が期待より少なかった』

 

IRについての知識の深堀ができました。決算説明資料など取材で使用する資料の作成ポイント、また掲載内容の充実を図るための情報収集の方法などに関心があります』

 

『普段、IR業務に直接かかわることが少なく、ぼんやりしたイメージしかありませんでしたが、今回の講義であいまいな部分を無くすことができたり、もっと知っておらねばいけない部分がわかりました。主要株主がどの会社がわかっていても、保有数まで知らなかったり、見逃していることをこれから改めていきたいです』

 

『オンライン上でのIRフェアの活用方法など(対面開催との違いを理解して)を知りたい』

 

『私自身、新入社員で個人投資家向けのIRフェアに携わらせてもらっているのですが、そもそもIRとは何なのかということをしっかり学ぶ機会がこれまでなかったので全ての情報が身になり意識の変化につながりました』

 

『ふだんIRにはかかわることがなく、初めて取材の進め方であったり、アプローチのしかたを知りとても勉強になりました。特に取材後の確認部分での分析が、その後の取材、さらには経営に大きく営業を与え大切であると感じました。同時に、それはIR活動に限らず他の仕事にも当てはまることだと感じました』 それでは、また来週!!

202227日/212号 今年のバレンタインは…

オミクロン猛威が衰え知らずで怖い。先週3回目のワクチン接種の案内が届いたので早速予約しました。が、最速でも3月中旬でがっかりです。皆さんもご自愛ください。

 

25日、日経プラス1の「読者が選ぶ何でもランキング」でミルクチョコレートが取り上げられました。14日のバレンタインデーに向けた企画です。ランキング形式自体に変わりはありませんが、今回「ThinkLife」と題した読者参加型企画の第1弾になってます。読者の私は試食会イベントへ申し込み、年末に当選連絡を受けました。試食へ参加すること伝えた時の妻の羨ましがり方は半端なかった。チョコの威力、恐るべし(笑)。もっと早くメルマガでとりあげたかったのですが、記事になるまでは一切の公開はお控えくださいとのとのことで辛抱してました。

 

試食会は年明けから間もない16日、大手町の日経本社ビルで開催されました。案内には、1530から1900の間に会場へ行き、試食してくださいとあります。当日は寒さに加え、大雨だったのでキャンセルしちゃおうかなぁ、と弱気な面も顔を出しましたが、年明け早々からよろしくないと思い返し、意を決し出かけました(それほど重大なことでもないのにね(笑))。

1600過ぎに会場へ入りました。セミナーでよく利用される6階の大部屋です。コロナ禍もあり、3人掛けの長テーブルを一人でゆったり使いながら、先に到着した人たちがもぐもぐしています。テーブルへ案内されると、番号付きビニール袋に入ったチョコの束(チョコのサイズは、親指の先1.21.5倍くらい)、ペットボトル水、モニター方法を書いた用紙、筆記用具が準備されてます。

 

方法はチョコを食べ、美味しいと感じたチョコの番号を1位から10位までランキングするだけ。その際すべてのチョコへ必ず一言コメントを記載することを念押しされました。申し遅れましたがチョコ一切れの入ったビニール袋の番号を見ると、21番までありました。何と21種類ものチョコをこれから食べ比べるのです。番号順に食べるのでなく、ランダムに選んで食べてください、との依頼がありました。

 

試食を開始し最初の56切れまでは、舌も敏感に反応していたと思います。が、10切れを過ぎた頃から前に書いたコメントにないコメントを考えながら、試食している自分がいました。同時にチョコの香りについて、無頓着だったことにも気づきました。以降、香りについても比べるようにすると、違いがあるのは明白で、評価項目の大事な一つになったのでした。気を取り直して再開、終了まで30分くらいの時間はかかったと思います。帰り際、試食したチョコの全銘柄と対応する番号を書いたリストをもらいました。

 

前置き長くなりましたが、5日紙面で公開されたトップ10ランキングは以下のとおり。

1位 ゴディバ

2位 ロイズ

3位 ガレー

4位 ラ・メゾン・デュ・ショコラ

5位 ヴァローナ

6位 リンツ

7位 デルレイ

8位 オリジナルビーンズ

9位 パスカル・ル・ガック

10位 カカオハンターズ

 

食べたことある銘柄や知ってる銘柄はいくつありますか?私は結果を見て驚いたのは、自分がたまたまトップ3に選んだうちの2品が12フィニッシュしていたこと。しかもそれがゴディバ、ロイズという何回か食べたことのある銘柄だったこと。それにしても他の人の舌も同じような評価をしていたことになります。例えばゴディバであれば「上品な甘さで安定した味(51歳女性)」「香り、口溶け、甘さとも申し分ない(60歳男性)」など。60歳男性は私です。10数文字程度の感想ですが、これを読んだ時、思わずカーッと恥ずかしくなってしまった(笑)。

さて、味覚は個人差が大きいと思っていたけれど、さにあらず。味の記憶、特に美味しかったもの、は脳のどこかにメモリーされていて、それを無意識のように思いつつ、実は意識して選んでしまったに違いありません。

 

面白いのは専門家(チョコソムリエ、スイーツコーディネーター、シェフなど)6名によるランキング結果。1位ラ・メゾン・デュ・ショコラ、2位ショコラティエ・パレドオール、3位ル・ショコラ・アラン・デュカス、4位有楽製菓、5位テオブロマ。4品は一般読者の選択にはかすりもしていません。ラ・メゾン・デュ・ショコラは両者から選ばれているので、これが真の1位かも。ちなみに1977年創業のフランス企業がてがけるそう。今年のバレンタイン、大切な人へプレゼントしてみては。

 

チョコレートのランキングではありませんが、皆さんのIR活動についても社外の専門家へ話を聞いてみてはいかがでしょうか。普段とは異なる視点からのコメントが得られるに違いありません。それではまた来週!!

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