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2024年3月

  • 260号/ディア・マスターズ8年目突入(25日)
  • 259号/2つのランキング(11日)

2024325日/260号  ディア・マスターズ8年目突入

ディア・マスターズはこの3月で創業8年目に突入しました。これまでの皆さまのご愛顧に感謝申し上げます。起業した時の初心を思い起こして、これからもIR実務担当者の皆さまの支援を続けていく所存です。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

 

先週19日(火)に開催した拙著「投資家をつかむ IR取材対応のスキルとテクニック」出版記念セミナーは無事に終了しました。20数名の参加者の皆さまには、お忙しい中ご来場くださりありがとうございました。共催のFigurout社、後援の中央経済社にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

 

私がプレゼンした内容について、簡単ですが報告します。30分という限られた時間の中、3つのことを取り上げました。

 

1.取材PDCAC(取材後対応)/書籍関連ページP74

2.取材PDCAA(ターゲティング)/書籍関連ページP8087P99106

3.成長戦略の肝になるものとは/書籍関連ページP146148

 

1.は、取材後対応の実例として私が行っていた写真撮影の写真を実際にご覧いただきながら、どのような取材であったのかをお伝えました。2.はIR担当であれば誰もが関心を

お持ちになるターゲティングについて、使用するツール(EDINETやみんせつ)の実画像をお見せしながら、手軽にできることを説明しました。3.は成長(期待)の肝になるものは「強み」として、その強みが投資家へ的確に伝わっているか、実例を示しながら棚卸の手法を紹介しました。

 

参加者の皆さんのその場の反応や質問カード・アンケートなどからすると、1.の写真撮影へ一番の関心が集まったようです。やはり目に見え、かつ残るものはインパクトがあるということですね。オンライン取材が主流のご時世だからこそ、対面取材の機会は大切にしたいものです。2.は書籍を読んで「実際にトライされた方?」とお尋ねすると「…(無言)」という寂しい状況でした。が、今回のプロセスをエクセルやウェブサイト上の実画像でご覧になって「やってみます!」とおしゃってくださる方が続出したのは嬉しい限りです。3.は自社の「強み」などは当たり前のことすぎて見直すことなど考えたこともなかった方には、かなりの影響を与えたようです。

 

さて、セミナー終了の翌日からお休みをいただいて九州旅行しました。九州へは仕事でも、プライベートでも行ったことはあるのですが、今回の目的地、福岡については空港の利用はあるものの、通過するだけの地で観光・グルメなどには、ほぼ縁がありませんでした。ということで、初めて福岡へやって来た外国人が選ぶような超定番の地をいくつか訪れました。

 

その中でかねてより行ってみたかった、そして今回、一番印象に残った柳川の川下りについて紹介します。人口6万人の柳川市は、福岡市の真南に位置しており、西鉄福岡(天神)駅から電車で50分ほどの距離。柳川と聞いて柳川商業高校を連想されるのは相当年季の入った高校野球ファンですね。阪神の真弓、若菜選手の出身校でもあります。私は、当地の武将、立花宗茂(秀吉に「東の本多、西の立花、東西無双」と言わしめ、関ヶ原の戦い後に改易されるも、唯一旧領へ復帰した武将)や大学時代に歌った男声合唱組曲「柳川風俗詩」(作詞北原白秋(柳川出身)、作曲多田武彦)の舞台として、いつかは行きたいと思ってました。

 

実際の歌はこちら。

男声合唱組曲「柳河風俗詩」(第143回定期演奏会) (youtube.com)

 

 川下りと言っていますが、実際は柳川城の水深1~2mのお堀をめぐります。お堀は全長何と930kmもあるそうです。20人乗りのどんこ船と呼ばれる船に乗り込み、60分で要所をぐるりと回るのが定番。私が乗船した日は、20人中日本人は2-3割と、小勢力でした。やはり、東アジア勢(中国、韓国、台湾)が強いですね(笑)。船の操縦は、船頭さんが竹竿1本のみで行います。これがほんとに鮮やか。ちょっと危ないんじゃない、と感じる高さや幅のお堀もすいすいと入っていきます。操縦に加えて、ガイドとしても説明、時には歌まで歌ってくれました。言葉はというと、日本語8割で、ここへ英語、時に韓国語、マンダリンまでをぶち込んでくる“ちゃんぽん言語”(笑)を織り交ぜるのですが、ポイントでは不思議と高い確率で笑いをとっていたのがさすがです。早春のうららかなお天気にも恵まれて、ゆったりのんびりとした時間を満喫できました。

川下り後は、こちらお約束の柳川発祥のうなぎのせいろ蒸しでランチです。たれに絡めたご飯をせいろで蒸した後、うなぎの蒲焼と錦糸玉子をのせてもう一度蒸して仕上げるそう。うなぎはよりフワフワに、ご飯はたれがしみ込んだアツアツになるわけです。あぁ~思い出してしまった。も一度食べたい。それでは、また次回!

2024311日/259号  2つのランキング

最初に、拙著出版記念セミナーがいよいよ来週19日(火)と近づいてきましたのであらためて告知です。皆さんのご来場をお待ちしております。

 10秒動画はこちら。

https://youtu.be/eSFF7kWHDrc

数字で順番をつけられると(ランキングされると)人はついつい見てしまうもの。ましてや自身に少しでも関係していると気になるもの。<東京都地域注目度ランキング>なるものをYahooニュース(出所は生活ガイド.com)でたまたま見つけ、私の暮らす大田区が第

2位と見出しにありました。第1位は伏せてあるんで、気になって見ざるをえないんです(笑)。大田区に暮らし始めて既に20余年、生活面でも文化面でも暮らしやすい街で、個人的にはとっても満足してます。とは言え、他の東京の街(例えば港区とか、吉祥寺とか)

と比べると華がない。要は地味な街。それが、並みいる他の街々を押さえて2位にランクインと聞けば、見てしまうものですよね。

 

肝心のトップ10は、以下のようになってました。ちょっと意外感のあるランキングです。

1位 世田谷区

2位 大田区

3位 足立区

4位 練馬区

5位 江戸川区

6位 杉並区

7位 国分寺市

8位 港区

9位 品川区

10位 北区

 

ちなみに1120位は次のように続きます。

11位 新宿区、

12位 府中市、

13位 板橋区

14位 渋谷区

15位 目黒区

16位 江東区

17位 中野区

18位 町田市

19位 八王子市

20位 武蔵野市

 

大田区が2位にランクインしたのは、「交通の便利さ」が90%と多く、他には「店の充実」が84%、「街並みや雰囲気」が82%、「愛着」が77%だったとのこと。そうだよね、私も同感。ちなみに1位の世田谷区は「交通の便利さ」が93%と多く、他は「街並みや雰囲気」が89%、「店の充実」が88%、「安全」が85%。「安全」と言えば、私のご近所では最近になって分譲マンションや賃貸マンションが建設ラッシュです。竣工は12年先なのですが、

見知らぬ人が確実に増えるわけで、少し気になります。が、20年前には我がマンションもそんな目で周りから見られていたはずなので文句は言えないと気を取り直します。

 

さて、この時期のランキングと言えば日経ヴェリタスのアナリストランキングネタは外せません。33日号の定点観測から気づき事項をお知らせします。

 

・トップアナリスト平均年齢(一部、略歴からの推測あり)は、49.7才。前々年は48.2才、前年は49.4才、と上昇が続き、とうとう四捨五入すると50才に到達。最年長は、大和証券の木野内アナリスト(テクニカル分析)の59歳です。最年少は、SMBC日興証券の宮

本アナリスト(化学・繊維)の34才です。女性トップアナリストは前年と同じお二人です。3年前には4名まで膨らんだのですが、2名とは寂しいですね。

 

・連続トップアナリストは17年連続のSMBC日興証券の村木アナリスト(証券・保険・その他金融)。次点には16年連続の大和証券の佐渡アナリスト(電子部品)が続きます。他に10年以上連続は、野村証券の山崎アナリスト(産業用電子機器)14年、みずほ証券の小山アナリスト(インターネット・ゲーム)の10年です。

 

・トップアナリスト交代は、32部門中3部門。前年は7部門でしたので、変化の少ない年だったと言えるでしょう。3部門中、2部門のアナリストはトップへの見事な返り咲きです。初のトップアナリストに選ばれたのが先述のSMBC日興証券の宮本アナリストですが、化学・繊維セクターでは6年ぶりのトップ交代になります。UBS証券に在籍されていた頃、前職日東電工をカバーいただきおつきあいがありました。20代後半という若さもそうですが、とても素直な方だったなぁという記憶があります。34歳という若さでのトップ獲得、おめでとうございます!

 

・会社別トップアナリストの人数は、大和証券が前年から1名減らし12名だったものの6年連続トップ。2位は、9名(前年比2名増)のSMBC日興証券、3位は7名(前年同数)のみずほ証券です。

 

・トップアナリストが企業の持続的成長の条件としてあげたものトップ3は、上から順に「資本効率の改善」、「ガバナンスの強化」、「イノベーションの推進」です。資本効率の改善は、前年3番目でした。それが1番になったのは、稼ぐ力の更なる改善・向上を期待

するものでしょう。また「脱炭素への取組」「地政学リスクへの対応」は、これを持続的成長の条件として選択した人が最も少なかったそうです。それでは、また次回!

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