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社内向けIR

IR活動4大テーマの3つ目は、社内向けIRです。

社内向けIRですが、2つに分けて考えます。ひとつは、社内の従業員を対象にしたIR活動です。これは対象が投資家から従業員に変わったものです。それゆえ、社外向けIRで準備した内容を活用することが可能で、大切なポイントは、社内における伝え方になります。もうひとつは、IR部門が社内から信頼され一目置かれた存在になって、社外向けIRをより滑らかに進めるための社内活動です。社内でIRへの協力や理解がいまひとつ得られていないと感じられるのであれば、特に2つ目の施策を急いで取り入れることが必要です。社内におけるしっかりしたIRへの協力体制を構築しましょう。

ローマは1日にしてならず、地道な情報発信を継続して信頼獲得

最初は、Give and Give

IR部門が立ち上がったばかり、あるいは社内での認知度が低い場合、Give and takeでは足りないのでGive and giveの精神で社内情報発信を行ってください。そのために、まず提供できる情報の棚卸です。取材対応したセルサイドやバイサイドとの議事録、自社のアナリストレポート、競合のアナリストレポート、エコノミストやストラテジストの経済、あるいは投資戦略レポートなどがあげられると思います。

 

次に、社内のだれに、どんなタイミング(頻度)でということを考えます。これをマトリックスにして、担当者を決めれば、明日からでも情報発信を開始できます。ここで重要なことは、繰り返しになりますが、Give and giveの精神と何があっても継続できる仕組みを構築することです。

認知された!その次は、

あなたの地道な努力により社内から質問やリクエストが出てくるようになればしめたものです。次に実行するべきは、IR部門としてのレポート作成です。週間ベースで発信するもよし、月報として月1回発信するもよしです。これらのレポートを作成する際、お奨めする記載内容として以下をあげておきます。

(1) 自社株式の株価、出来高の時系列推移(TOPIX等、ベ      ンチマークとの比較を忘れないこと)

(2) 取材関連では、件数の時系列推移、印象的なセルサイド、バイサイドの質問やコメント   決算発表後であれば、決算内容の質問やコメントが最適なのは言うまでもありません。 

(3) 新聞やテレビ等で取り上げられている旬な用語の解説や自社への影響度など

 

最後は経営トップ

経営トップのIR活動への積極的な関与、さらに、それをうながすような社内に向けた発言を得ることが、社内向けIRでは、もっとも重要です。でもこれは言うは易し、行うは難しの典型であることが多いです。

あなたもそれがIRのお悩みのひとつではありませんか?

残念ながら解決策は、各社各様、各人各様であり、共通するものは一つとしてありません。もしも、経営トップがIR活動に後ろ向きであれば、その理由を考えることが、第一歩になります。単に面倒に思っているのか、そもそも不要と思っているのか、それぞれ対処法は変わってきます。あなたのお悩みをじっくり傾聴することからまずは始めさせてください。

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