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決算発表と取材対応

IR活動4大テーマの最初は、決算発表と取材対応についてです。

現状の4半期毎の決算発表制度にしたがい年4回の決算発表と発表後のセルサイド、バイサイドとの取材対応が求められます。年4回、定期的にやってくるイベントであり、これをIR活動のペースメーカーとして活かせるかどうかで、後に続く活動が影響を受けることになります。ここでの対応ポイントは、やはり事前準備をどれだけ手際よく、かつ抜けもれなく行うことができるかです。具体的な流れにそって見てみましょう。

決算発表対応の良し悪しは、事前準備で9割方決まります

事前準備の順番について

事前準備は、社内に対して行うものと社外に対して行うものの2種類があります。社内では、経理・財務部門との決算内容・数値の確認、事業部門との市場環境や競合状況の確認、そしてCEOやCFOとの外部発表に向けてのストーリー作成になります。

一般的には、事業部門⇒経理・財務部門⇒CEO/CFOとの順番で積み上げていくことが、効率的で望ましいと思います。経理・財務部門を最初にすること、あるいは同時並行もありですが、市況や競合状況などの確認した内容を数字で裏付けをとるためにも先に申し上げた順番をお奨めします。

社外に対して行う事前準備

社内での事前準備が先に申し上げたものとすれば、社外での事前準備として、セルサイドやバイサイドとの取材アポイントを最初にあげたいと思います。まず、アポイントの取り方ですが、自社ですべてをアレンジするやり方と主幹事証券会社等、外部に依頼するやり方があります。それぞれに良い点と悪い点はあるのですが、私の実務経験からすれば、セルサイド・バイサイドのリアクションが生で得られることと、アポ確定のスピード感から自社アレンジをお奨めします。そして先々には、セルサイドやバイサイドからあなたへ取材依頼が直接入ってくることを目指しましょう。このアポイントを取るさいには、あなたが訪問するのか、先方に訪問していただくのか、またワンオンワン取材とするのか、同行取材とするのか等々を考えておく必要があります。

 

セルサイド・バイサイドとの取材アポイントに次ぐものとしては、決算発表の新聞記者発表や発表後の投資家向け決算説明会等の事前準備が考えられます。新聞記者発表は、会社によっては、広報部門が担当されているかもしれません。東京証券取引所や大阪証券取引所で記者発表を行う場合、発表場所の確保や取引所への説明などに注意が必要です。投資家向け決算説明会は、現在では多くの会社が決算発表した当日、あるいは翌日に開催しています。場所について自社ビルか社外会場か、方式について電話・テレビ会議方式を取り入れるかなど、いろいろな選択肢が出てきます。あなたにとって最適な選択を考えましょう。

想定Q&Aの作成

事前準備における成果物のさいたるものが想定Q&Aではないでしょうか。外部へ発信する回答内容の統一をはかったり、細かい数字の間違いを防止したりする目的で活用されていると思います。私はここへ、外部へ強くアピールすべきことを忘れないようにするためリマインド目的で活用することを加えて欲しいと思います。決算発表でセルサイド・バイサイドから想定される質問に準備する目的から一歩進めて、あなたから伝えたい(伝えるべき)ことを忘れずにいるためのツールとして活用してください。通常、決算発表では会社側は、どうしても受け身になりがちです。質問に答えるだけでなく、決算発表で伝えたいことを忘れず、積極的に発信していきましょう。そのための想定Q&Aです。

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